急なデータ移動やバックアップが必要になった時、「USBメモリはどこに売ってる?」と慌ててお店を探した経験は、多くの方にあるのではないでしょうか。
いざ探してみると、身近なセブンイレブンやローソンといったコンビニでは売ってないこともあり、途方に暮れてしまうことも。
また、「ダイソーなど100均にUSBメモリーは売ってますか?」という素朴な疑問や、「イオンの広いUSBメモリ売り場は一体どこだろう?」と店内を彷徨うことも少なくありません。
この記事では、そんなあなたの「困った」を解決します。
品揃えが自慢のヨドバシなどの家電量販店はもちろん、デザイン性の高い製品が見つかるロフト、驚きの安さで知られるドンキ、そして利便性の高いネット通販のAmazonまで、考えられる様々な購入場所をメリット・デメリットと共に徹底解説します。
さらに、結局どこで買うのが一番安いのか、コンビニでのデータ印刷は可能なのか、といった一歩踏み込んだ情報まで網羅しています。ぜひ最後までご覧いただき、あなたの目的と状況に最適なUSBメモリを見つけてください。
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【店舗別】USBはどこに売ってるか総まとめ
※画像はイメージ:どこに売ってる?
コンビニでUSBは売ってない?印刷は?
結論から言うと、一部のコンビニエンスストアでUSBメモリは販売されています。深夜や早朝など、他の店舗が営業していない時間帯に急に必要になった際、24時間いつでも購入できる可能性があるのは、他の販売店にはない圧倒的なメリットです。
特にセブン-イレブンは、他のチェーンに比べてスマートフォン関連のガジェットやアクセサリ類の取り扱いに力を入れている傾向があり、複数の容量(主に16GBや32GB)から選べる場合があります。
ローソンやファミリーマートでも、プライベートブランド商品や小規模メーカーのUSBメモリを置いている店舗を見かけます。
ただし、これは店舗の規模や駅前・オフィス街といった立地に大きく左右されるため、全ての店舗で確実に取り扱いがあるわけではない点は理解しておく必要があります。
コンビニでのUSB購入&活用ポイント
主な取扱店はセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートです。価格帯は1,100円〜2,000円程度と、後述する家電量販店などに比べるとかなり割高な設定です。
これは利便性や緊急対応のための価格と考えるべきで、日常的な購入にはあまり向きません。あくまで「今すぐ必要」という緊急時の最終手段と位置づけるのが良いでしょう。
また、データの活用という面では、「印刷」サービスが非常に便利です。特にセブン-イレブンのマルチコピー機は、持参したUSBメモリ内のファイルを直接印刷する機能に標準で対応しています。(出典:セブン-イレブン・ジャパン「マルチコピー機でできること」)
WordやExcelのデータをPDF形式で保存しておけば、出張先で急に書類が必要になった場合でも、パソコンなしで手軽に印刷できるため、ビジネスパーソンにとっては覚えておきたい活用法です。
コンビニ利用の注意点
前述の通り、USBメモリの取り扱いは店舗裁量の部分が大きく、全店舗共通ではありません。無駄足にならないためにも、訪問前に店舗に電話で在庫を確認するのが最も確実です。
また、価格の高さと、選べる種類(容量・メーカー・転送速度)が非常に少ない点が明確なデメリットです。
ダイソーなど100均にUSBは売ってますか?
「100均にUSBメモリは売ってますか?」という質問に対しては、「はい、ただし100円ではありません」というのが正確な答えになります。ダイソーやキャンドゥなどの大手100円ショップでは、電化製品やPCサプライのコーナーでUSBメモリの取り扱いがあります。
価格は100円(税込110円)ではなく、300円(税込330円)から500円(税込550円)程度が主流となっています。
容量は4GB、8GB、16GBといった比較的小さなものが中心で、大量のデータを扱うのには向きませんが、文書ファイルや数枚の写真の受け渡しといったライトな用途であれば十分に役割を果たします。
近年では、ダイソーで販売されている製品に「1年間のメーカー保証」が付帯するケースもあり、品質に対する最低限の配慮は見られるようになっています。
100均USBメモリの品質とリスク
価格が非常に安いという点は最大の魅力ですが、品質や耐久性、データ転送速度の面では過度な期待は禁物です。内部に使用されているフラッシュメモリのチップが低グレードな場合が多く、製品寿命が短かったり、突然データを認識しなくなったりするリスクは、有名メーカー品に比べて高いと言わざるを得ません。
会社の重要データや、家族写真・動画といった絶対に失いたくない大切なデータの長期保存には、絶対に使用しないでください。あくまで「一時的なデータの移動手段」や「失っても構わないデータの保管用」として、割り切って利用するのが賢明です。
なお、2025年現在、セリアではUSBメモリの取り扱いはないようです。購入を検討している場合は、ダイソーかキャンドゥの大型店舗を探してみるのが良いでしょう。
イオンのUSBメモリ売り場はどこ?
イオンやイトーヨーカドーのような大型スーパーマーケット(GMS)でも、USBメモリを購入できる場合があります。日々の買い物のついでに立ち寄れる手軽さが魅力ですが、広大な店内のどこに陳列されているか分かりにくいのが難点です。
イオンのUSBメモリ売り場として最も可能性が高いのは、文房具コーナーや、プリンターのインクカートリッジ、CD-Rなどが置かれているPCサプライ品コーナーです。
これらのコーナーは、書籍や雑誌売り場の近くに配置されていることが多いです。店舗のレイアウトによっては、工具や電球、延長コードなどを扱う生活備品・家電小物コーナーにまとめられていることもあります。
食品がメインのスーパーでは、電化製品関連のスペースは限られているため、ピンポイントで見つけるのは少し難しいかもしれません。

価格帯はコンビニよりは手頃ですが、家電量販店やネット通販ほど安くはありません。品揃えも数種類に限られることがほとんどですが、必要な時に他の買い物と一緒に済ませられる利便性は、大きなメリットと言えるでしょう。
安いUSBが手に入るドンキの魅力
「とにかく安いUSBメモリが欲しい!」という価格志向の方にとって、総合ディスカウントストアのドン・キホーテは非常に魅力的な選択肢となります。圧縮陳列された店内には、様々な家電やPC関連機器が驚きの価格で並んでおり、USBメモリもその例外ではありません。
ドン・キホーテの面白さは、単に定価が安いだけではない点にあります。
独自の仕入れルートを活かし、メーカーの生産完了品や旧モデルが「驚安価格」で販売されていたり、他の店では見かけないようなユニークなデザインのUSBメモリが見つかったりと、まるで宝探しのような楽しさがあります。
プライベートブランド「情熱価格」の製品が置かれていることもあり、コストパフォーマンスは非常に高いです。品揃えは店舗によって大きく異なりますが、思わぬ掘出し物に出会える可能性を秘めています。
ドン・キホーテで探すメリット
- 圧倒的な価格:他の実店舗に比べて安価な場合が多い。
- 多様な種類:キャラクターものやユニークなデザインも期待できる。
- 発見の楽しさ:有名メーカー品が予期せぬセール価格になっていることも。
売り場は、ポータブルオーディオやスマートフォングッズなどが集まる電化製品売り場や、PC周辺機器コーナーに置かれていることがほとんどです。価格を最優先するなら、まずはお近くのドン・キホーテをチェックしてみる価値は十分にあります。
ホームセンターやドラッグストアの状況
購入場所の選択肢として意外と見落とされがちなのが、ホームセンターやドラッグストアです。どちらもUSBメモリを取り扱っていることがありますが、その状況は大きく異なります。
ホームセンターの場合
カインズやコーナン、DCMといった大手ホームセンターでは、DIY用品や園芸用品だけでなく、生活家電やPC周辺機器を扱うコーナーが設けられています。
家電量販店ほどの専門性や品揃えはありませんが、スーパーよりは種類が多い傾向にあり、比較的確実に見つけることができるでしょう。価格は標準的で、有名メーカーの基本的なモデルが中心です。
ドラッグストアの場合
ドラッグストアでの取り扱いは、より限定的で、チェーンによって対応が分かれます。例えば、サンドラッグでは、レジ横の小さなスペースで乾電池やSDカードなどと一緒にUSBメモリが陳列されているケースが報告されており、価格も比較的安価な設定でした。
一方で、マツモトキヨシやココカラファインは、公式オンラインストアでは取り扱いがあるものの、街中の小規模な実店舗では見かけることが少ないようです。ドラッグストアでの購入は、「もし見つけたらラッキー」くらいの気持ちで探すのが現実的です。
店舗で探す際のヒント
ドラッグストアのような医薬品・化粧品がメインの専門店では、PC用品コーナーが独立して設けられていることは稀です。もし探すのであれば、まずレジ周りの小物商品棚や、電池・電球・文房具などが集められている棚を確認してみることをおすすめします。
【目的別】USBはどこに売ってるか徹底比較
※画像はイメージ:どこに売ってる?
ネット通販ならAmazonがおすすめ
価格の安さと品揃えの豊富さという、トレードオフになりがちな二つの要素を高いレベルで両立させたいのであれば、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといったネット通販が非常に強力な選択肢となります。
ネット通販最大のメリットは、なんといっても自宅や外出先のスマートフォンから、数多くの製品を簡単に比較検討できる手軽さです。実店舗では考えられないほどの膨大な商品数の中から、容量や価格、メーカー、転送速度といった条件で絞り込んで、効率的に製品を探すことができます。
また、実際にその商品を購入した何百、何千というユーザーのレビュー(口コミ)を参考にできるため、カタログスペックだけでは分からない実際の使い勝手や耐久性を事前に把握しやすいのも大きな利点です。
Amazonなどを利用するメリットと賢い使い方
特にAmazonでは、年に数回開催される「プライムデー」や「ブラックフライデー」といった大型セールを利用することで、有名メーカーのUSBメモリを実店舗の半額近い驚きの価格で購入できることもあります。急ぎでなければ、こうしたセール時期を狙ってまとめ買いするのも非常に賢い方法です。
もちろんデメリットも存在します。商品を直接手に取って質感や大きさを確認できない点や、注文してから商品が届くまでにタイムラグがある点です。
また、ごく稀にですが、信頼性の低い出品者から購入すると模倣品が届くリスクもゼロではありません。信頼できる出品者(例:Amazon.co.jpが販売・発送します、など)から購入することを心がけましょう。
しかし、これらの点を差し引いても、多くの人にとってネット通販は最もコストパフォーマンスの高い購入方法の一つと言えるでしょう。
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品揃えが豊富なヨドバシ等の家電量販店
保存したいデータの容量、求める転送速度、好みのデザイン、信頼できるメーカーなど、豊富な選択肢の中から自分にぴったりの一本をじっくり選びたいなら、ヨドバシカメラやビックカメラ、ヤマダデンキといった家電量販店が最適解です。
家電量販店の最大の強みは、その圧倒的な品揃えと専門性にあります。安価な小容量モデルから、4K動画の編集にも耐えうる数百GBの大容量・高速モデルまで、あらゆるニーズと予算に対応した製品がずらりと並んでいます。
また、SanDisk、KIOXIA、BUFFALOといった信頼性の高い有名メーカーの最新製品が確実に手に入るのも、データを安全に扱いたいユーザーにとっては大きな安心材料です。
さらに、USBメモリを選ぶ上で重要な「規格」についても、実物を見ながら比較検討できます。
USB規格の基本
USBには転送速度を定める規格があり、現在はUSB 3.2が主流です。数字が大きいほど高速になります。また、接続端子の形状もPCのポートに合わせる必要があり、従来の長方形であるType-Aと、新しい上下対称のType-Cが存在します。これらの規格について詳しく解説しているエレコム株式会社の公式サイトなどを参考に、自分のPCに合ったものを選ぶことが重要です。

加えて、多くの店舗で導入されているポイント還元サービスを利用すれば、表示価格よりも実質的にお得に購入できる場合も少なくありません。
価格、品揃え、専門性、安心感の全てにおいて高いレベルでバランスが取れており、USBメモリ選びで失敗したくない方には最もおすすめの購入場所と言えるでしょう。
デザインで選ぶならロフトもチェック
データの保存という機能面だけでなく、アクセサリー感覚で持てるようなデザイン性を重視するなら、ロフトや東急ハンズといった大型雑貨店を覗いてみるのも面白い選択です。これらの店舗では、実用性一辺倒ではない、ユニークで遊び心のある製品が見つかることがあります。
ロフトなどで扱っているUSBメモリは、一般的な家電量販店のものとは一線を画します。
人気キャラクターとコラボレーションしていたり、動物や食べ物の形をしていたり、木や革といった温かみのある素材で作られていたりと、個性的な製品が魅力です。
機能性だけでなく、自分のスタイルや好みを表現するアイテムとして、あるいは、ちょっとしたギフトとしてUSBメモリを選びたい方には最適な場所と言えるでしょう。
雑貨店で購入する際の注意点
デザイン性が付加価値となっている分、価格は同容量の一般的な製品に比べてかなり割高になる傾向があります。また、取り扱っている種類や容量の選択肢は決して多くなく、店舗によっては在庫がない場合もあります。あくまで「デザインが気に入れば購入する」というスタンスで、機能やコストパフォーマンスを最優先する場合には向いていません。
結局USBはどこで買うのが安いのか
ここまで様々な販売場所を紹介してきましたが、「結局、時間や品質も考慮した上で、どこで買うのが一番コストパフォーマンスが良いの?」という点が最も気になるかと思います。
これは、ユーザーが置かれた状況や何を重視するかによって答えが変わってきます。
以下の表に、目的別の最適な購入場所とその特徴を比較形式でまとめました。
目的・状況 | おすすめ購入場所 | 価格帯の目安 (32GB) | デメリット |
とにかく1円でも安く | 100均 (ダイソー等) | 約550円 | 品質・耐久性に大きな不安、データ消失リスクあり |
安さと品質のバランス | ネット通販 (Amazon等) | 約600円~1,200円 | 到着まで時間がかかる、実物を見られない |
今すぐ、何でも良いから必要 | コンビニ | 約1,500円~2,000円 | 価格が非常に割高、選択肢がほぼない |
専門家に相談して選びたい | 家電量販店 | 約800円~1,500円 | ネット通販のセール価格には及ばないことが多い |
このように、品質や長期的な利用を考えた上での「安さ(コストパフォーマンス)」を追求するならばネット通販に、そして専門的な安心感や即時性を求めるならば家電量販店に軍配が上がります。あなたの状況に合わせて、最も賢い選択をしてください。
まとめ:USBはどこに売ってるか目的で選ぼう
※画像はイメージ:どこに売ってる?
この記事では、USBメモリがどこに売ってるかという身近な疑問にお答えするため、コンビニから家電量販店、ネット通販まで、様々な販売場所とそれぞれの特徴を詳しく解説しました。最後に、本記事の重要なポイントをリスト形式で振り返ります。
ポイント
- USBメモリは家電量販店、コンビニ、スーパー、100均、ネット通販など多様な場所で販売されている
- 深夜早朝など緊急で必要な場合は24時間営業のコンビニが最も便利である
- コンビニの価格は割高なため、あくまで緊急時の最終手段と考えるのが良い
- セブン-イレブンのマルチコピー機を使えばUSBメモリ内のデータを直接印刷できる
- とにかく初期費用を安く抑えたいならダイソーなどの100円ショップも選択肢になる
- ただし100均の製品は品質や耐久性に注意が必要で、重要なデータの長期保存には絶対に向かない
- イオンなどの大型スーパーでは文房具売り場やPCサプライ品コーナーに置かれていることが多い
- ドン・キホーテでは有名メーカーの旧モデルなど、掘り出し物の安いUSBが見つかることがある
- 豊富な品揃えと専門的なアドバイス、安心感を求めるならヨドバシなどの家電量販店が最適
- 専門スタッフに相談しながら、転送速度や端子形状など自分に合った一本を選べるのが家電量販店の強み
- プレゼント用などデザイン性を重視するならロフトといった雑貨店も面白い選択肢
- 価格と品揃えのバランスで選ぶならAmazonなどのネット通販が最もコストパフォーマンスに優れている
- ネット通販はユーザーレビューを参考にでき、大型セール時には実店舗より大幅に安く購入可能
- 購入前には必ず、必要な容量(GB)やPCとの接続端子(Type-A/Type-C)を確認することが大切
- 最終的には、自分の目的(緊急性、価格、品質、デザイン)を明確にし、最適な購入場所を選ぶことが重要である