料理の炙りやキャンプでの火起こしに便利なガスバーナー。「いざ欲しい!」と思っても、ガスバーナーがどこに売ってるのか分からず困っていませんか?実は、100均やコンビニ、スーパー、ドンキといった身近な店舗から、品揃え豊富なホームセンターの売り場、ニトリでも購入可能です。
もちろんAmazonなどの通販サイトでも手に入ります。しかし、ガストーチとガスバーナーの違いは何?という基本的な疑問や、バーナーの代わりになるものはあるのか、ガスバーナーは何年くらい使えますか?といった寿命や安全性に関する問い、さらにはガスバーナーが爆発する原因など、購入前に知っておきたいことはたくさんありますよね。この記事では、そんなあなたの疑問をすべて解決します。
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ガスバーナーはどこに売ってる?販売店と選び方の基本
※画像はイメージ:どこに売ってる?
ポイント
100均で手軽に購入できるモデル
「まずは試しに安価なものから使ってみたい」という方には、100円ショップで販売されているガスバーナーがおすすめです。ダイソーやキャンドゥなどの店舗で、220円~330円(税込)程度の価格で手に入れることができます。
例えば、ダイソーでは「バーナー多目的ライター ミニ」といった商品名で販売されており、手に収まるコンパクトさが特徴です。また、キャンドゥのモデルはガス充填式で繰り返し使えるため、コストパフォーマンスに優れています。
ただし、セリアでは直接的なガスバーナーの取り扱いは見られませんでしたが、岩谷産業(イワタニ)の「ガスマッチ」が人気で、ちょっとした着火には便利です。
100均バーナーの注意点
100均のガスバーナーは、手軽さが魅力の一方で、ホームセンターなどで販売されている専門メーカー品と比べると火力が弱かったり、耐久性が低かったりする場合があります。本格的なキャンプでの使用や、頻繁な料理での使用を考えている場合は、物足りなさを感じるかもしれません。あくまで「お試し用」と割り切って購入するのが良いでしょう。
コンビニでもガスバーナーは買える?
意外かもしれませんが、一部のコンビニエンスストアでもガスバーナーを取り扱っている場合があります。特に、キャンプ場が近い店舗や、アウトドアレジャーが盛んな地域の店舗で見かけることが多いようです。
セブンイレブンやローソン、ファミリーマートなどで、ライターコーナーやアウトドア関連の特設コーナーに置かれていることがあります。ガスの補充が可能なモデルもあり、急に必要になった際には非常に便利です。

身近なスーパーのキッチン用品売り場
イオンや西友、イトーヨーカドーといった大型スーパーマーケットでも、ガスバーナーを購入できることがあります。主に、キッチン用品コーナーや、季節によってはバーベキュー用品などが並ぶアウトドア・レジャーコーナーで販売されています。
価格帯は1,500円前後が多く、信頼性の高いイワタニ製のクッキングバーナーなどが置かれていることが一般的です。スーパーで買ったお刺身をその日のうちに炙り寿司にしたり、チーズを炙ったりと、食材の買い出しと同時に調理器具を揃えられる手軽さが魅力です。
お家での晩酌やパーティーを少し豪華にしたいと考えたときに、気軽に立ち寄って探せるのは嬉しいポイントですね。
ドンキで探すキャンプ用品とバーナー
「驚安の殿堂」でおなじみのドン・キホーテでも、ガスバーナーは販売されています。多くの店舗でキャンプ・アウトドア用品コーナーが充実しており、その一角でガスバーナーを見つけることができます。
アウトドア好きに人気のSOTO(ソト)製のガスバーナーなどが1,800円程度で販売されていることもあり、信頼できるメーカーの商品が手に入ります。ただ、口コミによれば「種類は少なめ」「通販サイトと価格があまり変わらない」といった声もあるようです。
ガスバーナー単体を目的に行くよりも、他のキャンプ用品やバーベキューグッズをまとめて探すついでにチェックするのが賢い利用法かもしれません。
品揃え豊富なホームセンターの売り場
ガスバーナーの購入を考えたときに、最も確実で選択肢が豊富なのがホームセンターです。カインズ、コーナン、DCM、コメリなど、ほとんどのホームセンターで専門コーナーが設けられています。
ホームセンターの魅力は、何と言ってもその品揃えです。
品揃えが豊富
- 料理用:扱いやすいコンパクトなクッキングバーナー
- アウトドア用:火力が強く、風に強い設計の本格的なトーチ
- 作業用:DIYや専門作業に使うパワフルなモデル
このように、用途に応じた様々な種類のガスバーナーが並んでいるため、実際に商品を手に取って重さやグリップ感を確認しながら、じっくり比較検討できるのが最大のメリットです。イワタニやSOTO(新富士バーナー)といった国内の人気メーカー品はもちろん、オリジナルブランド(PB)の商品も扱っている場合があります。
カセットボンベ(CB缶)も一緒に購入できる!
ガスバーナー本体だけでなく、燃料となるカセットボンベも同じ売り場、あるいは店内のすぐ近くで手に入ります。どのボンベが適合するのか分からない場合でも、店員さんに聞けば教えてもらえるので初心者の方でも安心です。
販売店ごとの特徴比較表
店舗種別 | 価格帯の目安 | 品揃え | メリット | デメリット |
100均 | 200円~500円 | 少ない | 圧倒的に安価、お試しに最適 | 火力が弱い、耐久性が低い |
ホームセンター | 1,500円~7,000円 | 非常に豊富 | 実物比較が可能、専門性が高い | 店舗に行かないと買えない |
ドン・キホーテ | 1,800円~ | やや少ない | 他の商品と合わせて買える | 価格が特別安いわけではない |
スーパー | 1,500円~3,000円 | 少ない | 食材と一緒に購入できる | 料理用の基本的なモデルのみ |
通販サイト | 1,000円~ | 無限 | レビューが見れる、種類が豊富 | 実物が見れない、送料に注意 |
ニトリで販売しているガスバーナー
家具やインテリア用品のイメージが強いニトリですが、近年はアウトドア用品「DAYValue」シリーズにも力を入れており、ガスバーナーも販売しています。
SOTO(新富士バーナー)の「フィールドチャッカー」などが取り扱われており、価格も2,000円程度と比較的手頃です。この製品は逆さにしても安定した炎が出る「瞬間気化方式」を採用しており、料理の際に様々な角度から炙りたいときに非常に便利です。
集中炎とソフトな炎を切り替える機能もついているため、火起こしから繊細な炙り料理まで、一台で幅広く対応できる万能さが魅力と言えるでしょう。
ガスバーナーはどこに売ってる?通販の利用と安全性の疑問
※画像はイメージ:どこに売ってる?
すぐ届くAmazonの豊富なラインナップ
「たくさんの種類から比較して選びたい」「お店に行く時間がない」という方には、Amazonや楽天市場といった通販サイトの利用が最適です。
通販サイトのメリットは、実店舗の比ではない圧倒的な品揃えにあります。国内有名メーカーはもちろん、海外のコストパフォーマンスに優れた製品まで、数多くの選択肢の中から自分の予算や用途に合った一台を見つけることができます。
さらに、実際に商品を使った人のレビュー(口コミ)を参考にできるのが大きな利点です。「火力の強さ」「使いやすさ」「耐久性」など、リアルな使用感を知った上で購入を判断できるため、失敗のリスクを減らすことにつながります。プライム会員であれば最短翌日に届く迅速さも、Amazonの魅力の一つです。
通販サイト利用時の注意点
便利な通販サイトですが、いくつか注意点もあります。まず、商品を直接手に取って確認できないため、サイズ感や質感がイメージと異なる可能性があります。また、製品によってはガスボンベが別売りで、本体とは別に送料がかかるケースもあるため、購入前によく確認することが大切です。
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ガストーチとガスバーナーの違いは何?
ガスバーナーを探し始めると、「ガストーチ」という言葉もよく目にしますよね。結論から言うと、両者に厳密な定義の違いはなく、ほぼ同じものを指す言葉として使われることが多いです。
一般的には、以下のようなニュアンスで使い分けられる傾向があります。
- ガストーチ:片手で持てるハンディタイプで、料理の炙りなど局所的な加熱に使うものを指すことが多いです。
- ガスバーナー:カセットコンロのように調理器具を置いて使うものや、より広範囲で強力な炎を出すものを指す場合があります。
しかし、カセットボンベに直接取り付けるタイプの製品は「ガストーチバーナー」や「トーチバーナー」と呼ばれることもあり、メーカーや販売店によって呼称は様々です。この記事では、カセットボンベに取り付けて炎を出す器具全般を「ガスバーナー」としてご紹介しますので、安心して読み進めてください。
豆知識:呼び方の違いは気にしなくてもOK!
お店で探す際に「ガストーチはありますか?」と聞いても「ガスバーナーはありますか?」と聞いても、基本的には同じ商品コーナーに案内してもらえます。大切なのは、自分がどのような用途で使いたいかをイメージしておくことです。
ガスバーナーは何年くらい使えますか?
ガスバーナーの寿命は、使用頻度や保管状況によって大きく変わりますが、多くのメーカーでは「製造から10年」を一つの買い替え目安として推奨しています。
これは、本体内部にあるガスの通り道を密閉するためのゴム部品(Oリングやパッキン)が、経年劣化で硬化したりひび割れたりする可能性があるためです。これらの部品が劣化するとガス漏れの原因となり、大変危険です。
寿命を延ばすためのポイント
長期間使用しない場合は、必ず本体からカセットボンベを取り外して保管しましょう。また、使用前には接続部分に歪みやゴミの付着がないか、点火装置が正常に作動するかなど、毎回点検する習慣をつけることが安全に長く使うための秘訣です。
たとえ10年経っていなくても、点火しにくい、炎が安定しない、異音がするといった異常を感じた場合は、ただちに使用を中止し、メーカーに点検を依頼するか、新しい製品への買い替えを検討してください。
ガスバーナーが爆発する原因と注意点
ガスバーナーは非常に便利な道具ですが、一歩間違えれば火災や火傷、さらには爆発といった重大な事故につながる危険性もはらんでいます。安全に使うために、爆発につながる主な原因と注意点を必ず理解しておきましょう。
主な原因はカセットボンベの過熱(ヒートアップ)です。ボンベが過剰に熱せられると内部の圧力が異常に高まり、爆発に至ります。
特に危険な行為
- 大きな調理器具でボンベを覆う:鉄板や大きな鍋の輻射熱でボンベが熱せられます。
- バーナーを2台以上並べて使う:隣のバーナーの熱がボンベに伝わります。
- 炎天下の車内や直射日光の当たる場所に放置する:ボンベの温度が急上昇します。
- 不適切な取り付けやガス漏れ:接続が甘いと漏れたガスに引火する危険があります。
安全に使うための絶対条件
製品を選ぶ際は、国の安全基準を満たしたことを示す「PSCマーク」が表示されていることを必ず確認してください。また、使用前には必ず取扱説明書を熟読し、記載されている禁止事項や注意事項を厳守することが、事故を防ぐ上で最も重要です。
(参照:新富士バーナー株式会社 安全に関するご注意)
総括:結局ガスバーナーはどこに売ってる?
※画像はイメージ:どこに売ってる?
ポイント
この記事では、ガスバーナーの販売店から安全な使い方まで、幅広く解説してきました。
最後に、記事の要点をリスト形式でまとめます。
- ガスバーナーとガストーチに厳密な違いはなく、ほぼ同義で使われる
- まず試すなら100均の200円~300円台のモデルが手軽
- コンビニやスーパーでも購入できるが、品揃えは限定的
- ドン・キホーテではアウトドア用品コーナーに置かれていることが多い
- 品揃えと専門性で選ぶならホームセンターが最もおすすめ
- ニトリでも機能性の高いガスバーナーを取り扱っている
- 通販サイトは種類が豊富でレビューを参考にできるのが強み
- バーナーの寿命は製造から10年が目安
- 使用前には必ず点検を行い、異常があれば使用を中止する
- 爆発の主な原因はカセットボンベの過熱
- 大きな調理器具でボンベを覆うのは非常に危険な行為
- 製品選びでは国の安全基準である「PSCマーク」を確認する
- 使用前には必ず取扱説明書を熟読し、注意事項を守る
- 用途や頻度に合わせて最適な販売店と製品を選ぶことが重要
- 安全への意識を常に持ち、正しく使うことで料理やレジャーがより豊かになる