パソコンのキーボードや精密機器の隙間に入り込んだホコリの掃除に便利なエアダスターですが、いざ購入しようと思った時、「一体どこに売ってるの?」と迷った経験はありませんか。
この記事では、エアダスターを求めているあなたのために、具体的な販売店を徹底的に調査しました。
例えば、100均のセリアやダイソー、身近なコンビニやドラッグストアで手に入るのか、それともカインズのようなホームセンターの売り場や、ヤマダ電機の売り場、ドンキへ行くべきなのか。オンラインのAmazonなら簡単に見つかりますが、種類ごとの値段も気になるところです。
また、店内のどこのコーナーに置いてあるのか、そして、そもそもなぜiPhoneにエアダスターはダメなのか、といった長年の疑問にもお答えします。
ちなみに、電子機器関連でよく一緒に探されるスマホ防水ケースはどこに売ってるのか、という情報にも触れていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
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エアダスターはどこに売ってる?市販の販売店一覧
※画像はイメージ:どこに売ってる?
オンラインならAmazonが品揃え豊富
すぐに手元に欲しい場合でなければ、Amazonや楽天市場といったオンライン通販サイトでの購入が最もおすすめです。
オンライン通販の最大のメリットは、その圧倒的な品揃えにあります。
手軽な価格の使い捨て缶タイプから、繰り返し使えて経済的な充電式の電動タイプまで、国内外の様々なメーカーの製品を比較検討できます。
特に電動エアダスターは、実店舗よりもオンラインの方がはるかに多くの選択肢から選べるのが特徴です。
また、実際に商品を使用したユーザーのレビューを数多く参考にできるため、風の強さや音の大きさ、使い勝手といった、カタログスペックだけでは分かりにくいリアルな情報を事前に確認できます。
これは、購入後の「思っていたのと違った」という失敗を減らす上で非常に役立ちます。

ただし、デメリットとしては注文してから商品が届くまでに時間がかかる点が挙げられます。
今すぐホコリを取り除きたい、という緊急のニーズには応えにくいかもしれません。
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100均(セリア・ダイソー)の販売状況
「安く手軽に済ませたい」と考えたとき、真っ先に思い浮かぶのが100円ショップかもしれません。
結論から言うと、ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100円ショップでもエアダスター関連の商品を見つけることは可能です。
ただし、一般的にイメージされるような高圧ガスを使用した「スプレー缶タイプ」のエアダスターは、最近ではあまり見かけなくなりました。
現在の主流は、手でポンプを押して空気を送り出す「手動式ブロワー」です。
この手動式ブロワーは、カメラのレンズや小さな模型のホコリを優しく払うのには向いていますが、パソコン内部の頑固なホコリを吹き飛ばすほどの強力な風圧は期待できません。
また、一部のダイソーでは550円(税込)商品としてUSB接続の小型電動ブロワーが販売されていることもあります。
これは手動式よりはパワフルですが、本格的な電動エアダスターと比較すると性能は限定的です。
ポイント:100均のエアダスター
手動式ブロワーが中心で、強力な噴射は期待できない。精密機器の本格的なメンテナンスよりは、日常の軽いホコリ取り向けと考えるのが良いでしょう。
コンビニやドラッグストアで買えるのか
急に必要になった際に便利なコンビニや、日用品が揃うドラッグストアでの取り扱い状況も気になるところです。
しかし、残念ながら、ほとんどのコンビニやドラッグストアではエアダスターは取り扱っていません。
ごく稀に、オフィス街にある一部のコンビニで小容量の缶タイプが置かれているケースもあるようですが、定番商品ではないため、見つけられたらラッキーという程度です。
ドラッグストアにおいても、掃除用品コーナーは充実していますが、エアダスターのような専門的なPCサプライ品が置かれていることは非常に稀です。
したがって、エアダスターが必要になった場合は、コンビニやドラッグストアを何軒も探し回るよりは、後述するホームセンターや家電量販店へ向かう方が確実と言えます。
カインズなどホームセンターの売り場はここ
エアダスターを実店舗で確実に手に入れたい場合、最も有力な選択肢となるのがホームセンターです。
カインズ、コーナン、コメリ、ビバホームといった主要なホームセンターでは、高い確率でエアダスターを取り扱っています。
ホームセンターの強みは、品揃えのバランスが良い点です。
一般的な使い捨ての缶タイプはもちろんのこと、一部店舗では電動タイプのエアダスターも販売されています。
プロ向けの工具なども扱うため、比較的パワフルな製品が見つかることもあります。
売り場はどこにある?
広い店内では、売り場を探すのに苦労するかもしれません。エアダスターは主に以下のコーナーに置かれていることが多いです。
- 工具・DIY用品コーナー
- 清掃用品コーナー
- 文具・オフィス用品コーナー
店舗のレイアウトによって異なりますが、まずはこれらのコーナーを探してみてください。
見つからない場合は、サービスカウンターの店員さんに尋ねるのが一番の近道です。
ヤマダ電機やドンキの売り場もチェック
ホームセンターと並んで、エアダスターの購入場所として信頼性が高いのが、ヤマダ電機やビックカメラ、ヨドバシカメラといった家電量販店です。
PCのメンテナンス用品として、パソコン周辺機器コーナーやPCサプライ品コーナーに必ずと言っていいほど陳列されています。
様々なメーカーの製品が並んでいるため、ガス成分(可燃性/不燃性)やノズルの長さなどを比較しながら選べるのが大きなメリットです。
専門知識を持ったスタッフに相談できるのも心強い点と言えるでしょう。

また、意外な穴場としてドン・キホーテも挙げられます。
家電製品やバラエティグッズのコーナーで、比較的安価なエアダスターが見つかることがあります。
深夜まで営業している店舗が多いため、急に必要になった時にも頼りになります。
エアダスターはどこに売ってる?購入前の注意点
※画像はイメージ:どこに売ってる?
店頭のエアダスターはどこのコーナー?
これまでの情報をまとめると、実店舗でエアダスターを探す際は、特定の「コーナー」を目指すのが効率的です。
店舗の種類によって置かれている場所が異なるため、以下の表を参考にしてください。
店舗の種類 | 主な販売コーナー | 特徴 |
ホームセンター | 工具・DIY用品、清掃用品、文具 | 缶タイプを中心に、種類が比較的豊富。 |
家電量販店 | パソコン周辺機器、PCサプライ | 品揃えが最も豊富。電動タイプも比較検討できる。 |
ドン・キホーテ | 家電、バラエティグッズ | 安価な製品が見つかる可能性がある。 |
100円ショップ | 電気小物、PC関連 | 手動ブロワーが中心。性能は限定的。 |

種類で異なるエアダスターの値段の目安
エアダスターの値段は、その種類によって大きく異なります。
購入する際の予算感をつかむため、以下の価格帯を目安にしてください。
種類 | 価格帯(目安) | 特徴 |
使い捨て缶タイプ | 400円 ~ 1,200円 | 初期費用が安いが、ランニングコストがかかる。 |
手動式ブロワー | 100円 ~ 1,000円 | 最も安価だが、風圧は弱い。 |
充電式電動タイプ | 3,000円 ~ 8,000円 | 初期費用は高いが、繰り返し使え経済的。風圧も強い。 |
月に1回程度の軽い掃除であれば、手軽な使い捨て缶タイプで十分かもしれません。
しかし、頻繁に掃除をする方や、複数の機器をメンテナンスする方であれば、長期的には充電式の電動タイプの方がコストパフォーマンスに優れるケースが多いです。
初期投資は高くなりますが、ガスの臭いや引火の心配がなく、空き缶のゴミも出ないため、安全性や環境面でもメリットが大きい選択肢と言えます。
なぜiPhoneにエアダスターはダメなのか
iPhoneのコネクタ部分をエアダスターで吹いたら、さらに接触が悪くなってしまった。埃を押し込んでしまったかもしれない。これで充電が完全にできなくなるのはまずい…。SEの次の機種が出るまで持ち堪えて欲しい。今の時期は機種変には半端すぎる。
— まつる (@matsuru12) January 20, 2025
パソコン掃除のイメージから、スマートフォンにも使えそうだと考える方がいるかもしれませんが、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンにエアダスターを使用することは絶対に避けてください。
これは、故障の重大な原因となる可能性があるためです。
Appleの公式サイトでも、清掃方法として圧縮空気の使用をしないよう明記されています。
エアダスターがスマホにNGな理由
1. 強力な風圧による内部部品の破損
エアダスターの強力な噴射圧は、マイクの振動板やスピーカー、カメラユニットといった精密でデリケートな部品を物理的に破損させてしまう恐れがあります。
2. 液化ガスの噴射による故障
前述の通り、缶タイプを傾けて使用すると、冷却された液化ガスが噴射されます。
この液体が内部の基板にかかると、ショートや腐食、急激な温度変化による結露を引き起こし、致命的なダメージを与える可能性があります。
3. 静電気の発生
ガスの噴射時に発生する静電気が、電子回路に悪影響を及ぼし、故障の原因となることも報告されています。
これらの理由から、スマートフォンのポート(充電口やイヤホンジャック)の清掃には、エアダスターではなく、専用のクリーニングキットや柔らかいブラシを使用するようにしてください。(参照:Apple公式サイト)
結論:エアダスターはどこに売ってるのか
※画像はイメージ:どこに売ってる?
ここまで、エアダスターが購入できる様々な場所と、選ぶ際の注意点について解説してきました。
あなたの用途やライフスタイルに合った購入場所は見つかりましたでしょうか。
確実な品揃えを求めるなら家電量販店やホームセンター、価格や手軽さを重視するなら100円ショップ、そして時間的な余裕があり、じっくり比較検討したいならオンライン通販が最適です。
次章では、この記事の要点をリスト形式で総まとめします。
ポイント
- エアダスターは家電量販店やホームセンターで確実に購入できる
- Amazonなどの通販サイトは種類が最も豊富で比較検討に最適
- 100均では手動ブロワーが主流で強力な噴射は期待できない
- コンビニやドラッグストアでの取り扱いはほとんどない
- 売り場は主にPCサプライ、工具、清掃用品コーナーにある
- 値段は缶タイプが数百円から、電動タイプは数千円からが目安
- 使用頻度が高いなら初期費用が高くても電動タイプが経済的
- iPhoneなどスマホへの使用は故障の原因になるため絶対NG
- 強力な風圧がマイクなどの精密部品を破損させる恐れがある
- 液化ガスの噴射はショートや腐食のリスクを高める
- スマホの清掃には専用のクリーニングツールを使用する
- カインズやヤマダ電機、ドンキは有力な購入先の候補となる
- 購入前にはガスの種類(可燃性/不燃性)の確認も重要
- エアダスターとスマホ防水ケースは販売店が共通していることが多い
- 自分の用途に合わせて最適な購入場所と種類を選ぶことが大切